脳男はいくたとうま主演作品だね

瀧本智行監督、生田斗真主演によるバイオレンスミステリー作品。
感情の無い人間は人間でしょうか?罪は許せるものでしょうか?悪人はどう裁くべきか?そういった中々に難しいテーマを複合した作品。
原作未読で手にした本作。之が中々の力作にして、面白かった。

あらすじは簡単。都内近郊で起きる無差別連続爆破事件。犯人のアジトを突き止めた刑事の茶屋、そこで身元不明の男を確保する。しかし彼は何も語らず、まるで感情が生まれつき無いように思えた……。

非情に難しい作品です。
ラストまで見て戴ければわかりますが、人を信じる事が如何に難しいかわかります。主人公が最後まで信じたモノが呆気なく裏切られる現実。人生の無情さ、非情さを突き詰めた本作。

特に悪人をどう対処するか。そもそも悪人とは何なのか。本作ではよく考えさせられます。罪を犯した人間を裁く人間が悪人なのか、法の下に全てゆだねるべきなのか。しかし、それでは救われない命があり、犠牲者を増やしてしまう。
故に悪人を独自にさばくものが必要だ。それが、脳男!本作の主人公だ!と、『処刑人』他こういった独自に悪人を裁く映画、話はよくありますね。

ただ、本作はサスペンスやアクション要素だけでなく、人間ドラマも強く秘め、中々様々な面で見所があります。
個人的には一度鑑賞してほしい作品ですね。特に撮影予算、人材不足から名作が少なく、アクション映画が絶望的に少ない近年の日本映画界では非常に稀有な存在。見ごたえがあると言えるでしょう。
石川県 浮気調査 探偵